特大タラバガニの購入方法とは?サイズはどのくらい?
タラバガニはカニの中でもサイズが大きく、全長1m以上に達するカニも存在します。
タラバガニは、大きくなればなるほど価格が上がりますが、ただ「大きいから」というだけじゃなく、大きさに比例して甘みも強くなります。
脱皮を何度も繰り返したカニほど、良いダシが取れるとも言われています。
せっかくタラバガニを購入するなら、大きくて味わい深い上質なカニを手に入れたいですよね。
タラバガニの一番の魅力である極太足も、ある程度大きなカニじゃないと、その肉厚を感じることはできません。
特大ってどのくらい?
大きなタラバガニを手に入れるための目安となる「特大」という表記ですが、「特大」とは具体的にどのくらいのカニのことを指すのでしょうか。
結論からと言うと、「何cmから特大」という決まりはなく、店側が自由に表記できます。
そのため、「特大と書かれていたから購入したのに、平均的なタラバガニだった」というケースも多いです。
ただし、サイズの目安はあります。まず、S、M、Lという表記です。S、M、Lという表記は一般的に、輸入時の標準規格を指しています。
輸入時の標準規格とは、業者間で使用している規格であり、輸入先によって規格が異なります。たとえばタラバガニの1肩あたりの重量について、ロシアの西カムチャッカ産では、501~700g=L、701~900g=2Lとなっていますが、アメリカのアラスカ産では701~900g=L、901~1,100g=2Lとなっています。
1肩というのは、タラバガニの右側の脚か、左側の脚(爪も入れて4本セット)のことです。
1人前が、殻を入れて700g前後(殻なしで500g前後)ですので、殻を入れた重量ですと、Lか2Lの肩1つで、1人前ということです。
一般的に、L、2Lと書かれている場合は、サイズの大きなカニといえます。一肩で1人前~2人前あれば、特大ということになります。
ただし、各店舗で表記する場合、必ずしも輸入時の標準規格のまま表示されるわけではありません。
サイズ表記は店が独自に設定できるので、他店とサイズを比較する時に、S、M、Lという表記は、あまり役立たないことが多いです。そのため、一緒に㎏も確認します。
1肩1㎏ってどのくらい?
たとえば、足し脚なしで1肩1㎏という場合、1㎏というのは、標準規格のロシア産の2L以上、あるいはアラスカ産の2Lに相当しますから、「特大」あるいは「超特大」と言えます。
1肩360gのタラバガニと比べると、脚のサイズは2.5倍であり、横の長さは40cmくらいあります。
タラバガニは甲羅が大きいですので、肩が40cmですと、両足で80cm、甲羅で20cmくらいありますから、全長1mくらいのカニになります。
全長1mのタラバガニになるまで成長するには、何度も脱皮を繰り返さなくてはなりません。
タラバガニの寿命は15~20年(環境によっては30年)と言われており、人間が食べられるくらいのサイズになるまでには5年以上かかるといいます。
Lや2Lサイズのタラバガニであれば、10年以上生きていると思われます。特大タラバガニを手に入れたら、カニの成長に思いを馳せて、味わいながら食べましょう。
1肩1㎏の場合、価格は7,000円~10,000円ですが、タラバガニの価格は時期によって変わりますので、購入する時にその都度確認しましょう。
さらに大きい極太サイズも!?
1肩1㎏になると、なかなか手に入らない大きさですが、さらに大きいものでは、1肩1.5㎏(全長45cm~50cm)という場合もあります。
このサイズになると「極太」「特特大」「プレミアム」などと呼ばれるようになります。
特大サイズと並べても、太さ・大きさが一目瞭然で分かります。
長さが5cm違うだけでも、脚の太さが全然違いますので、食べごたえを重視する方、複数人で召し上がりたい方におすすめです。
「1肩・脚だけで購入するのは、なんとなく縁起が悪い気がする」「贈答品だから1尾で送りたい」という方には、食べ子が推奨する「かにまみれ」のタラバガニ姿がおすすめです。
こちらは迫力満点のタラバガニの姿(3kg前後)であり、6~8人分になります。
キレイな赤色をしていることからも分かるように、鮮度の良いボイルタラバガニです(鮮度の落ちたボイルたらば蟹は、冷凍しても茶色く変色してしまいます)。
「かにまみれ」では原則的に1年以上冷凍したものは扱わないので、冷凍焼けなどの心配もありません。
タラバガニは、資源減少や規制強化などにより、希少性が高まっています。
サイズの大きいカニになると、定期的に入荷できるものではなく、入荷してもすぐに売り切れてしまうことが多いですので、大変貴重です。
「贈答品に巨体タラバを贈りたい!」という方は、今すぐチェックしてみましょう。ちなみに、「かにまみれ」では1肩のフルシェイプでもタラバ蟹を販売しています。
フルシェイプというのは、完全な一本足という意味であり、脚4本連なった状態で売られています。
フルシェイプじゃないと、複数のカニから脚を4つ集めて入れただけ、という場合もあります。
品質の良いたらばがにを使っているならよいですが、品質の悪いカニの脚を混ぜるなどして、粗利を挙げようとする業者もいます。
また、重さを合わせるために「足し脚」として小さな脚を加える業者もおりますが、「かにまみれ」のフルシェイプならそのような心配がありません。
ボイルだけじゃなく生冷凍もありますが、生冷凍をボイルすると重量が2割程度減少しますので、購入の際は注意しましょう。

1位 かにまみれ


2位 かに本舗


3位 北釧水産


4位 マルゲン後藤水産

