タラバガニはどのくらい注文すればいいの?適切な量とは?
タラバガニを注文したいけど、どのくらい注文すればよいのか分からないという方のために、一人前から四人前の目安を紹介します。
カニの個体差や食べ方によってちょうどいい量は異なりますので、あくまで参考程度にしてください。
どのくらい頼めばいいの?
タラバガニを1人で食べるなら、カニ肉が500g前後あればよいと思います。
ポーションでつま先などが入っていない場合は500gですが、つま先が入る場合は少し多めに見積もります。
人によっては500gじゃ足りないという方もいるでしょう。
滅多に食べないタラバガニだからガッツリ食べたい。
そのような方は、カニ肉800gはいけるかもしれません。
二人前なら倍の1㎏、三人前なら1.5㎏、四人前なら2㎏は欲しいです。大皿に乗せて3人や4人で食べる場合は、一緒に食べる人のペースに合わせて考えましょう。
小食の人が多いなら少し量を抑えて注文し、逆に食べる人が多いなら、少し多めに注文しておきましょう。食べ盛りの子供がいる場合は、1人前くらい多めに注文した方がよいかもしれません。
食べきれる量だけ注文する
タラバガニの賞味期限は短いですので、短期間に食べきれない量を注文するのはあまりおすすめできません。
冷凍状態ですと1ヶ月くらい持ちますが、冷蔵庫では2日以内に食べないと味が落ちてしまいます。
冷凍たらばがにの場合、冷蔵庫で自然解凍すると思いますが、自然解凍後に食べきれないからといって再冷凍すると、せっかくのタラバガニが勿体ないことになります。
ご家庭の冷凍庫ですと、何度も開け閉めするので気温が上下してしまい、カニも痛みやすくなります。せっかくの高級食材ですから、一番美味しい状態で食べるようにしたいですよね。
サイドメニューにする場合
カニだけで食べるのと、他にメインの料理があってカニをプラスする場合も、カニはそれほど要りません。
サイドとしてカニを食べる場合は、上記の半分くらい(二人前で500g、三人前で700~800g、四人前で1㎏ぐらい)を目安にするとよいでしょう。
食べ子の推奨する「かにまみれ」では、しゃぶしゃぶやステーキに使える生冷凍のポーション(極太足)が500gからお徳用セットで購入できます。
また、食べ方によって必要な量は変わります。しゃぶしゃぶにするなら、少し多めの量があった方がよいですが、バター焼き(ステーキ)でお米と一緒に食べるなら、それほどボリュームがなくてもお腹いっぱいになるでしょう。
もう1つ注意したいのが、生冷凍とボイルのタラバガニでは、重量が変わるという点です。
ボイルにすると、生冷凍の時に比べて2~3割ほど軽くなりますので、生冷凍とボイルを比較して、ほとんど同じ重量・価格であればボイルの方がお得といえます。
肩で注文する場合
カニを購入する上で注意したいのが、カニには殻が付いているということです。
上記の説明では、カニ肉だけの重量で説明しましたが、むき身のポーション以外ですと必ず殻が付きますので、殻の重さも考慮しなくてはなりません。
1尾で購入すると、食べられる部分の少ない甲羅が入ってしまいますので(カニ味噌も抜くので入っていません)、可食部が全体の半分くらいになってしまう場合もあります。
カニによって見入りも異なるので、なるべく可食部だけを注文したいなら、肩かポーションで購入した方がよいでしょう。
肩で購入する場合、700g前後の肩なら、殻の部分が200g、カニ肉の部分が500gぐらいになります。そのため、700gの肩であれば1肩が一人分、2肩が二人分、3肩が三人分、4肩が四人分となります。
タラバガニの肩は一般的に1肩600~800gですが、もとのカニのサイズによって重量が異なりますので、必ず確認してから購入しましょう。
「1肩」といいつつ、複数のカニ脚を合わせて4本にしただけ、というケースもあります。小さなカニ脚の詰め合わせであれば、当然「1肩」の可食部も少なくなります。
すぐに食べられるわけじゃない
大人数で食べる場合の注意点としては、通販の場合タラバ蟹は冷凍された状態で届くので、解凍しなくてはならないということです。 「カニが届いた!みんなもいる!さあ食べよう!」というわけには行きません。
たらば蟹は、冷凍の状態から急激に温度を下げると、カニの旨味の詰まったエキスが水分とともに外に出て行ってしまい、身もパサパサになってしまいます。
そのため、常温ではなく冷蔵庫に12~24時間入れて解凍します。冷蔵庫の温度や個体差もありますので、様子を見ながら解凍してください。
冷蔵庫で解凍する場合も、そのまま入れると乾燥しやすくなりますし、グレース(乾燥を防ぐために吹きかけられた薄い氷の膜)が溶けてビシャビシャになってしまいます。
そのため、新聞紙やキッチンペーパーなどで包み、さらにビニール袋に入れてから冷蔵庫に入れましょう。
グレースが厚い場合は、解ける水の量も多いですので、水切りパットを下に置いておくと安心です。
ただし、生冷凍のむき身のポーションの場合は、流水解凍を行います。むき身の場合、痛むスピードが速く変色しやすいので、あまり解凍に時間をかけられないからです。
流水解凍は、カニを直接水につけるのではなく、ビニール袋などで包んでその上から水を流します(密閉して水に触れないようにします)。
サイズに合わせて10~30分くらい流水解凍しますが、生冷凍のポーションはしゃぶしやぶなどで加熱調理すると思いますので、完全に解凍させず、7~8割くらい解凍した状態で調理しましょう。
少し生っぽい触感が残っている方が、生冷凍の美味しさを味わえます

1位 かにまみれ


2位 かに本舗


3位 北釧水産


4位 マルゲン後藤水産

