タラバガニのおいしい食べ方!贅沢に刺身で味わう
タラバガニの身の詰まった太い足で作るカニ刺身は最高に贅沢です。
カニのプリプリの触感、とろけるような甘みを存分に堪能できるのが、刺身にして食べることです。
しかし、タラバガニの刺身は専門店に行ってもなかなか食べることができません。
タラバガニの刺身はなぜない?
タラバガニを刺身にするなら、なるべく新鮮な方がいいですよね。
そのため、活きの状態で手に入れたタラバガニを使用するのが一番ですが、市場などに行かないと活ガニはなかなか手に入りません。
配送の問題もありますので、お寿司屋さんなど、直接市場と取引のある人じゃないと、活タラバガニを手に入れるのは難しいでしょう。
カニの産地以外では、専門的なお店じゃないとタラバガニの刺身は出てきません。
カニの刺身は鮮度が勝負ですので、活ガニが届いたら時間を置かずにお客さんに提供する必要があるので、注文があるかどうか分からないのに取り寄せることは、お店にとって非常にリスクが高いですので、基本的に予約しないと食べることができないのです。
生冷凍のカニとは?
通販サイトで売られているのは、ほとんどボイルされたカニばかりです。
すでに加熱してしまっているので、生の刺身の味ではありません。
通販サイトの中には、生のままの蟹を冷凍して届けてくれるところもありますが、生であっても基本的に加熱することを前提としています。
カニは、鮮度の良いものを手早く調理しないと食あたりする可能性がありますので、ただ生冷凍のカニというだけでは、刺身にしてはいけません。
「刺身でも食べられます」「生のままでもOK」と書かれている場合は、刺身用の新鮮なカニであるということですが、新鮮なカニを取り扱っている店舗であっても「焼き蟹用」「届いたらすぐに加熱調理してください」と書かれていることが一般的です。
安全を考慮するのであれば、活タラバガニを手に入れて刺身にするか、ボイルタラバガニを解凍して刺身風にして食べるか、どちらかの方がよいでしょう。
ちなみに、ボイルのタラバガニでも長時間常温放置すると食中毒菌が繁殖しますので、茹でたから安心というわけではありません。
冷凍庫や冷蔵庫に保管すれば、食中毒の可能性は減少しますか、菌が死滅したわけではありません。
時間が経過するほど食中毒のリスクは高まりますし、カニの品質も低下してしまいますので、もったいないと思う気持ちも分かりますが、カニは自宅に届いたらなるべく早く食べきりましょう。
また、スーパーなどでは冷凍品のコーナーで「生食用」と書かれたカニが売られていることもありますが、よく説明を読むと「生冷凍」ではなく「ボイルガニの冷凍」(つまり一般の通販サイトで販売されているボイルガニ)というケースもあって、少々ややこしいです。
すでに加熱されていますから、解凍後は火を通さずに食べられるという意味であり、活ガニを使った刺身というわけではありません。
生がいいとは限らない?
活ガニというと獲りたて、新鮮なカニという印象があると思いますが、捕獲されてすぐに出荷されるとは限りません。
出荷前日まで人工の生け簀に入れられて、十分な餌を与えられずに出荷されてくるカニもあります。そのようなカニは、見た目が立派でも身が細ってしまいます。
脱皮直後のカニであれば。たとえ活ガニであったとしても中身がスカスカです。
そのような品質の低い活ガニよりも、旬の時期に捕獲したカニを水揚げ直後に船上や浜で湯がき、瞬間冷凍したカニをすぐに送ってもらった方が、品質の良い美味しいカニを味わえます。
食べ子の推奨する「かにまみれ」では、船上で瞬間冷凍したカニを随時発送しており、品切れになるケースも少なくありません。
全品訳なし商品ですので、品質の良さには定評があります。
「かにまみれ」では生冷凍のタラバガニも扱っていますが、基本的に「焼き蟹用」または「カニしゃぶ用」であり、残念ながら刺身では食べません。
しかし、ボイルしたタラバガニであれば、解凍後にそのまま食べることができます。
「かにまみれ」のボイルタラバガニは、水揚げ後すぐに茹でられて、新鮮な味をそのままに冷凍で送られてきます。
ボイルタラバガニの一番美味しい食べ方は、解凍してすぐに食べることです。生ではないので正確には刺身とは言えませんが、活ガニが手に入らない場合には、ボイルたらば蟹を解凍してそのまま食べることが一番贅沢な食べ方です。
「かにまみれ」のボイルタラバ蟹は、絶妙な塩加減で茹でられているので、カニ酢などを用意しなくてもそのまま美味しく食べられます。
刺身の作り方
運よく活ガニが手に入ったら、カニの刺身を作れます。
まずは解凍ですが、生のカニは冷蔵庫で自然解凍するよりも、ビニール袋に入れて流水解凍した方がカニの旨味が残りやすいです。
ボイルガニの場合は自然解凍でもよいですが、生のカニは色が黒く変わってしまい、味も落ちてしまいます。
解凍したら、カニを切り分けます。カニの刺身を作る場合は、まず足を胴体の根本から切り離します(キッチンバサミを使用した方がよいでしょう)。
そして2つ目の間接から切り分けて、キッチンバサミで殻に切れ目を入れたら、切れ目に指を入れて殻をこじあけます。
殻から身を引き剥がしにくい場合は、熱湯にくぐらせて剥がれやすくするという方法もありますが、浸けすぎないように注意しましょう(数秒程度でOKです)。
身が剥がれたら、身の表面を覆っている赤い膜を剥ぎ取り、氷などで冷やした水に5分程度浸けます。
カニの身が花を咲かせたように広がれば、刺身で食べられる状態になります。
また、カニの刺身といえばカニ酢も必要です。カニ酢を自分で作る場合は、酢2・しょうゆ1・ダシ1で混ぜ、塩や砂糖で味を調えます。
わさび醤油でも美味しくいただけます。たらばがには胴体にも身が詰まっていますので、そちらも取り出して生で食べてもいいですし、ピラフやチャーハンの具材に使用するのもありでしょう。
すぐに食べきらない場合は、加熱して冷凍保存しておきましょう。

1位 かにまみれ


2位 かに本舗


3位 北釧水産


4位 マルゲン後藤水産

